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脚本家・渡辺あやが魅力を感じた「ムーミン」の世界観(雑誌「BRUTUS(ブルータス) No.945」)

今年放送された「今ここにある危機とぼくの好感度について」や朝ドラ「カーネーション」の脚本家として知られる渡辺あやさん。

実は子供のころからムーミンシリーズがとても好きで、その世界に対してあこがれを持っておられるのだそうです。

雑誌「BRUTUS(ブルータス)2021年9月1日号[やさしい気持ち。] No.945」にそのことについて触れられている個所がありましたので、一部、ご紹介します。

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渡辺さん曰く、ムーミンの世界というのは、

(前略)生き物が全部違う形をしていて、しかもみんなちょっと性格が悪いんです。(中略)でも、ゆるく共存している。あれが理想的だなと子供心に思っていました。いろんな人たちが凸凹のままでよくて、それぞれが抑圧されずに、押し殺されずに、100%その人の形のまま存在できて、ぶつかり合わない。(後略)

ある意味、多様性にもつながる世界観だと思うのですが、みんながみんな、いわゆる天使のような性格だから共存できているわけではなくて、それぞれにちょっとした性格の悪さのようなものを持ち、時にはそれが行動に現れたりしつつも、それでもゆるやかに共存できている、そんな世界と感じて、それを魅力に感じられたようです。

引用した個所以外でも、”経済的な生産性がない人=無用、無価値な人”と考える見方に対して肯定しない意見を表明されていたりと、渡辺あやさんの考え方の一端に触れることができたような記事となっていました(※記事自体は全部で2ページです)。

 

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