実は宮崎監督のオリジナルストーリーではなく、アレクサンダー・ケイの「残された人々」という作品が原作になっています。
「～コナン」の知名度に比べると原作の影はやや薄く、本放送当時も原作自体はあまり注目されなかった記憶があります。
そんな「残された人々」ですが、「復刊ドットコム」の書籍を見ていたところ、復刊されていることに気がつきました。
私は本放送の少しあとくらいに図書館で読んだことがありますが、ストーリーの大枠や設定などは共通するものの、「～コナン」のダイナミズムとは違った感じの作品で、いわゆる児童文学の範疇に属する作品だったような印象があります。
なかなか手にするのも難しかった作品ではと思いますので、興味のある方はぜひ手にとってみてください。
価格は1,760円（税込）。判型はB6で、全257ページのソフトカバーとなっています（イラストは当時のものを使用）。
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