意外と身近にある“北欧”
このブログでは、最近、北欧に関係ある商品の紹介が多くなっている印象がありますが、特に意図してのものではありません。
しかし考えてみれば、北欧に関連したものは日本国内でも意外と身近にあることも事実です。
たとえば、アンデルセン童話の作者ハンス・クリスチャン・アンデルセンはデンマークの出身ですし、『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソン(トーベ・マリカ・ヤンソン)はフィンランドの出身です。
また、北欧と意識していなくても、こちらのような柄を目にされたことがある方は多いと思います。
これは、フィンランドのファッションブランド「マリメッコ」の「ウニッコ」という非常に有名なデザインです。
(※デザインしたのは、当時のマリメッコのデザイナーだったフィンランド人のマイヤ・イソラです)。
こうして見てみますと、北欧の作品やデザインは、意外と日本の日常に溶け込みやすいもの、と言えるのかも知れません。
関連書籍紹介
ちなみに、大人になってからアンデルセン童話を読んでみたいという場合には、岩波文庫から出ている完訳版のアンデルセン童話集を読んでみるというのもおすすめです。
特に読みたい話があるのであれば、その話が収録されている巻を、そうでなければ1巻から順番に読んでみるとよいでしょう。
また、ムーミンを読んでみたいという場合には、こちらの全集を読んでみるのがおすすめです。
ただし、読む順番に関しましては、若干、悩ましいところがあります。
こちらの全集では最終巻にあたる第9巻として、下記の書籍が出版されています。
ですが実際にはこの『小さなトロールと大きな洪水』は、『ムーミン』シリーズの1作目にあたるとのことです。
従来のムーミン全集では1~8巻だけだったように記憶していますので、新版を出すにあたって1~8巻は従来通りとし、別巻として最後にこの巻を加えたのではないかと推察します。
ですので、昔ながらの順番で読みたい場合には1巻から順番に、事実上の第1作から読みたいのであれば最初に第9巻を読む、というのがよいのではないでしょうか。
もちろん、何が何でも全巻読まなくてはならない、といったことはありませんので、気になった巻を1冊、まずは読んでみる、というのもおすすめです。
マリメッコでウニッコのデザインを担当したマイヤ・イソラに関しては、こちらの本などがあります(※ウニッコ以外にも根強い人気を誇るデザインをいくつも作り出しています)。
少しお高くなっていますが、興味のある方はチェックしてみて下さい。
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