※画像はイメージです
「SILKYPIX RAW Converter」についてザックリ知りたい方に
当ブログでも何度かご紹介している市川ソフトラボラトリー（※吸収合併により、現在はアドワ―株式会社）の SILKYPIX（シルキーピクス）シリーズの関連ソフトが発売されていましたので、ご紹介しておきます。
ISLオンラインショップ / SILKYPIX RAW Converter 
「SILKYPIX RAW Converter」の特徴とは
「SILKYPIX RAW Converter」の特徴を簡単にまとめますと
- デジカメで撮影した RAWデータを JPEG、TIFF、DNG（※後述）などのファイル形式に変換できるソフト
- ただ変換するだけでなく、解像感アップやノイズ低減が期待できる処理を施すことができる
- RAWデータの処理に使用されるのは SILKYPIXの最新版「SILKYPIX Developer Studio 11」シリーズと同等の機能（※ RAW現像エンジンによるデモザイク処理と、ノイズリダクション）
といったところになります。
つまりは、
既存の RAWデータに処理を施して解像感アップやノイズ低減を行ない、処理後のデータを JPEGやTIFF、DNGなどのファイル形式で保存できるソフト、
ということです。
あくまで元々の RAWデータへの処理と各ファイル形式での保存までが守備範囲ですので、いわゆる写真加工ソフトのような露出や彩度、コントラスト等の調整や、エフェクトの適用などはできません。
そういったことを行ないたい場合には、各ファイル形式でデータを保存したのちに、他の写真加工ソフトで行なう必要があります。
DNGファイル形式とそのメリットについて
DNGについて本格的に説明しようとするとかなりややこしくなってしまいますので、ここではザックリとイメージ的にご説明します。
DNGは RAWデータのファイル形式の一種です。互換性が高いのが特徴で、いろいろなソフトで扱うことができます。
（※特定のカメラメーカーの RAWデータにしか対応していないソフトなどでは、扱えない場合があります）。
一般的に RAWデータは JPEGなどに比べて情報量が多く、加工の際の自由度も高いのが特徴です。元々の RAWデータに処理を施したのち、DNG形式で保存することで、解像感アップとノイズ低減がなされた画像データを高い自由度で加工することが可能となります。
対応カメラの多さが魅力！
「SILKYPIX RAW Converter」の大きな魅力のひとつとして、対応しているカメラの多さが挙げられます。
なんとこのソフト、対応しているカメラの機種は累計８００機種以上にもなるのです。
主要メーカーはもちろんのこと、Hasselbladや Leica、懐かしの KONICA MINOLTA、さらには GoProなどにも対応しています（※機種によっては一部、機能の制限や対応していないファイル形式などがあります）。
仕様、価格、お試し期間やマニュアルなどについて
「SILKYPIX RAW Converter」はダウンロード販売のみの税込7,700円。
（※１つのライセンスで３台までのＰＣに登録可能です）。
Windows版専用となっており、Windows10（64bit版）または Windows11（64bit版）で使用することができます。
お試し期間は１４日間。
書籍版のマニュアルは存在しませんが、オンラインでソフトウェアマニュアルの PDF版の閲覧が可能です。また、そのPDF版をご自分のＰＣに保存すると、次からはネットにつながなくてもその PDF版を開くだけでソフトウェアマニュアルを閲覧できるようになります。
その他詳細や最新情報に関しましては公式サイトにてご確認ください。
ISLオンラインショップ / SILKYPIX RAW Converter
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